当院には幅広い年齢層の方が来られますが、10代のお子様もいらっしゃいます。
来られる理由の大半は運動をしているお子様が成長期のため成長痛を起こしている場合や、運動によるケガによるものです。




10代のお子様で打撲や捻挫、切り傷とは別で、骨や関節の病気がなくひざや足、かかとや腰に痛みが出ている場合、成長痛と考えられます。
成長期は骨の成長より筋肉の発達が遅いため、筋肉が骨についている部位を引っぱるような状態になり、痛みが生じます。また骨に筋肉がついている部分は骨の強度が弱いため、成長期に激しい運動や繰り返し体に何度も負荷を掛け続けると、痛みを引き起こしやすくなります。




痛みが継続的に出ている場合、まずは整形外科で骨に異常がないか確認しましょう。異常がなかった場合、筋肉のケアを整骨院で行うことが出来ます。炎症が無く痛みが出ている時は筋肉の血行を良くし、マッサージや電気治療で筋肉を緩めることで痛みを緩和することが出来ます。
当院では家でのストレッチやマッサージの方法といったセルフケアをお伝えしています。
家で保護者の方がお子様にマッサージを行うことで痛みの緩和と共に、優しくさすることがスキンシップになり、お子様の安心感も得られるので大変お勧めです。





セルフケアを行いながら痛みが出ている間は運動を控えましょう。そのまま痛みを我慢して運動を続けてしまうと、骨にまでダメージが掛かってしまいます。成長期に骨にダメージが掛かり続けるとヘルニアや分離症へと繋がりやすく、大人になっても大きな影響が出てしまいます。




部活でのレギュラー争いから落ちてしまう不安や、部活を休むことへの恐れ、みんなと一緒に運動がしたいという思いから、ついつい無理をしてしまうお子様もいらっしゃいます。
骨は一度変形してしまうと元には戻りません。一人一人の取り巻く環境や様々な考え方があると思いますが、症状が出ている際はまず体を大事にしながら回復を目指しましょう。

インスタはコチラ
院長の腰痛ブログはコチラ